日帰り温泉は、気軽にリフレッシュできる最高の時間。
でも、ふとした瞬間に「すっぴん見られるのちょっと恥ずかしい…」「湯上がりも可愛くいたい！」そんな気持ちになったこと、ありませんか？
本記事では、温泉でも自然に“きれい”を保ちたいあなたに向けて、すっぴん風メイクのコツや持ち物選びを徹底解説！
崩れにくいメイク方法や、湯上がりのスキンケア術まで、知っておいて損なしの情報をまとめました。
温泉メイクの基本知識とマナー
自宅メイクとの違いとは？
自宅でのメイクは照明や空調の影響を受けにくく、一定の環境下で快適に行えるのが特徴です。
しかし、温泉では高温・高湿度という過酷な環境に晒されるため、通常のメイクでは崩れやすく、逆に目立ってしまうことも。
とくにファンデーションやアイメイクは汗や湯気によってよれやすく、厚塗りすると不自然な印象を与えてしまいます。
そのため、温泉でのメイクはナチュラルさと崩れにくさの両立が大切。素肌っぽさを保ちつつ、必要な部分だけをカバーするのがポイントです。
また、温泉は非日常のリラックス空間。
自然体で過ごすことが重視されるため、メイクも控えめで肌に負担をかけない工夫が求められます。
肌に優しい成分のアイテムを選ぶなど、スキンケアとメイクのバランスを意識しましょう。
メイクをする場合の温泉マナー
温泉施設の洗い場や脱衣所で、長時間のメイク直しは周囲への配慮が必要です。
とくに混雑しているときは、場所を占領しないよう短時間で済ませるのがマナー。
施設によってはパウダールームや休憩スペースが設けられているので、事前に場所をチェックしておくと安心です。
また、湯船にはメイクをしたまま入るのは控えるのが基本。汗や皮脂、化粧成分が湯に流れ込むことで、他の利用者に不快感を与える恐れがあります。
入浴前にはクレンジングで落とす、もしくは最小限のナチュラルメイクにとどめるよう心がけましょう。
入浴前に知っておきたいポイント
入浴前にはクレンジングシートやコットンに含ませたクレンジングウォーターなどで、軽くメイクをオフしておくと肌への負担が減り、温泉の美肌効果をしっかり活かせます。
また、日焼け止めやBBクリームなどの薄付きアイテムで調整するのもおすすめ。
すっぴんに見えるけれど血色感やツヤ感をほんのり演出できるアイテムを使えば、湯上がり後のメイク直しも最小限で済みます。
さらに、リップや眉などポイントメイクのみ残しておくという方法も。すべてを完璧に仕上げるよりも、「抜け感」を意識した軽やかなメイクが温泉にはぴったりです。
すっぴん風×崩れない！温泉メイクのやり方
湯上り美人を演出する“すっぴん風メイク”
すっぴん風メイクは、「実はちゃんと整えてる」けど「自然に見える」がポイント。
このメイクの魅力は、厚塗り感を排除しつつ、顔の印象をきちんと整えることができる点にあります。
おすすめは、トーンアップ下地＋軽いパウダー＋血色リップ＋眉メイク。これだけでも印象はぐっとアップします。
さらに、まつ毛をビューラーで軽く上げて、透明マスカラを使うとナチュラルながら目力も演出可能です。
アイシャドウは肌なじみの良いベージュやピンク系を指で軽く乗せる程度でもOK。
あくまで「素肌っぽさ」を大切にしましょう。
温泉前のベース＆スキンケアのコツ
ベースメイクの前に、保湿はしっかりと。
ジェル状の乳液や軽いクリームがベタつかず快適です。
また、化粧水を2〜3回に分けて丁寧に入れ込むと、後のベースメイクのノリも良くなります。
ベースはカバー力よりも「肌の透明感」を意識して選ぶと、自然な印象に仕上がります。
下地はSPF入りのトーンアップタイプを使えば、紫外線対策と明るさの演出を両立できます。
崩れやすい小鼻やTゾーンは、軽くティッシュオフしてからパウダーを重ねるのがコツです。
入浴後のナチュラルメイク直し術
湯上がり肌は乾燥しやすいので、まずは化粧水ミストやオールインワンジェルで保湿を。
できれば、冷蔵庫で冷やした化粧水を持っておくと毛穴の引き締めにも効果的です。
あとはティントリップやクリームチークで血色感をプラスし、眉を整えれば完成。
フェイスパウダーはTゾーンだけで十分！
最後にフィックスミストを軽く吹きかけると、メイクの持ちもアップし、肌のツヤ感もキープできます。
メイク直しは手早く・自然にがポイント。自分らしいすっぴん風美人を目指しましょう。
温泉中のメイク、どうする？
メイクを落とすタイミングと場所
温泉でのマナー的にも、入浴前にメイクをオフするのが基本です。
入浴中にメイクが流れ出してしまうと、湯の清潔さや他の利用者への配慮に欠けることになるため注意が必要です。
クレンジングシートやミルクタイプのクレンジングを持参しておくと、どんな施設でも対応できて安心。
特に、シートタイプは水がなくても使用でき、荷物もかさばらないため旅行や日帰り温泉の強い味方です。
施設によってはメイク落としや洗顔料が設置されていないこともありますので、事前に公式サイトや口コミをチェックしておくのがおすすめです。
また、温泉に入る直前ではなく、着替えの前など少し余裕を持ったタイミングでメイクを落とすことで、肌へのなじみやすさもアップします。
急いで落とすと、肌をこすりすぎてしまうこともあるので、やさしく丁寧にクレンジングすることを心がけましょう。
メイクが崩れにくくなる工夫
汗や蒸気でメイクが崩れやすいため、ウォータープルーフタイプのアイテムやフィックスミストを活用すると安心です。
とくにアイブロウやリップは、温泉後も残っていると好印象を保ちやすいので、落ちにくいアイテムを選ぶのがコツ。
また、ベースメイクを重ねすぎると逆に崩れやすくなるため、薄づき＋密着力重視のスタイルが理想的。
化粧下地の段階でしっかりと肌に密着させ、Tゾーンや崩れやすい部分には部分用プライマーやパウダーを使うと仕上がりが長持ちします。
メイクの最後にフィックスミストを全体に吹きかけることで、保湿効果とメイクの定着を高めることができます。
持ち歩きやすいミニボトルタイプを常備しておくと、外出先でもサッと使えて便利です。
クレンジングや保湿の持ち物リスト
- クレンジングシート（液だれしにくいタイプ）
- ミルクタイプまたはジェルタイプのクレンジング（洗い流し不要タイプがおすすめ）
- ミスト化粧水（携帯用ミニボトルが便利）
- オールインワンジェル or 軽めの乳液（ベタつかず保湿力のあるもの）
- リップクリーム・色付きリップ（血色感アップに必須）
- 眉ペン・クリアマスカラ（ナチュラル仕上げ用）
- ティッシュ or あぶらとり紙（皮脂ケア用）
男性も注目！温泉での身だしなみメイク
男性にもOKなナチュラルメイクとは
最近は男性の美容意識もUP中。
温泉やサウナなどでも、最低限の身だしなみとしてのメイクやケアを取り入れる男性が増えています。
手軽に始められるのは眉の手入れと色付きリップ。眉を整えるだけでも清潔感が増し、血色感のあるリップは健康的な印象を与えます。
さらに、BBクリームを使えば肌の赤みや毛穴を自然にカバーでき、清潔感ある印象に仕上がります。
温泉後はオールインワンジェルでの保湿ケアを習慣にするだけでも、肌の調子が整いやすくなります。
男性が気をつけたい温泉施設でのマナー
女性と同様、メイク直しやスキンケアは指定エリアで短時間で済ませるのが基本。
とくにドレッサーが混雑している場合は、順番を譲る配慮や、鏡を独占しないように心がけましょう。
また、タオルを広げすぎたり、化粧品を多く並べすぎると周囲の迷惑になる場合もあります。
必要なアイテムを事前にコンパクトにまとめておくことで、スムーズかつスマートなケアができます。
利用時の料金・設備の確認ポイント
施設によっては、ドレッサーやスキンケアセットがある場合もありますが、男性用の備品は数が限られていることも少なくありません。
事前にホームページなどで設備情報を確認し、必要に応じて持参しましょう。
とくにこだわりのあるスキンケアやBBクリーム、眉ペンなどは、普段使い慣れているものを持っていくと安心です。
また、施設によっては別料金でアメニティが提供されている場合もあるため、料金体系やサービス内容のチェックも忘れずに。
人気の温泉メイクアイテムランキング
湯上りにおすすめのリップ・クリーム
湯上がり後の唇は乾燥しやすく、ひび割れやくすみが目立ちやすい状態になりがち。
そこでおすすめなのが、保湿力と発色のバランスが取れたリップアイテムです。
- NIVEA リッチケア＆カラーリップ：しっかりうるおいながらも、自然な色づきが嬉しい一本。香りも控えめで使いやすい。
- DHC 薬用リップモイスチュア：無香料・無着色で敏感な唇にも優しい設計。温泉後のケアにもぴったり。
- CANMAKE ステイオンバームルージュ：グロスとリップの中間のような質感で、ひと塗りでツヤと血色感を演出。
- OPERA リップティントN：落ちにくく、時間が経っても自然な色味がキープできるので温泉後にも最適。
- UZU 38°C/99°F Lip Treatment：温感処方で唇をふっくらと見せてくれ、カラーも豊富。
肌を自然に見せるチーク＆パウダー
湯上がり肌にチークを乗せると、より健康的な血色感をプラスできます。
温泉後は肌が敏感になっているため、肌に優しい処方や軽いつけ心地のものを選びましょう。
- CEZANNE ナチュラルチークN：微細なパール入りで自然なツヤ感を演出。コスパも優秀。
- innisfree ノーセバムミネラルパウダー：皮脂をしっかり抑えつつ、さらっとした仕上がりに。
- ETUDE ピュアカラー チーク：指でぼかすだけでもふんわり仕上がり、携帯にも便利。
- NARS ブラッシュ（オーガズム）：自然な血色感とラメ感で湯上がりメイクにぴったり。
日焼け止めは必須？選び方のコツ
温泉は屋内施設であっても、休憩所や露天風呂で紫外線にさらされることがあります。
湯上がり後も、SPF30程度で軽い付け心地の日焼け止めを塗っておくのがおすすめです。
肌に優しいノンケミカル処方や、保湿成分入りのものを選べば、敏感肌でも安心して使えます。
- ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス：軽いつけ心地でメイク前にも使いやすい。
- キュレル UVエッセンス：低刺激で乾燥肌にもやさしい処方。
- ラロッシュポゼ UVイデア XL：トーンアップ効果があり、肌の明るさも演出可能。
顔用と体用を分けて使うのもポイント。化粧下地としても使えるタイプなら、メイクのノリも良くなります。
温泉から帰った後のメイク・スキンケア
湯上がり肌を活かすナイトルーチン
しっかり湯船に浸かった後は、肌のバリア機能が下がりがち。
保湿＋美容液でしっかりケアしておきましょう。
まず、湯上がり後はタオルでやさしく水分を拭き取った後、すぐにスキンケアを始めるのがポイント。
肌が乾燥する前に、化粧水をたっぷりとハンドプレスでなじませましょう。
その後、美容液で肌に栄養を与え、仕上げに乳液やクリームでしっかりフタをして保湿をキープ。
できれば、寝る前にもう一度軽くミストで水分補給するのもおすすめです。
食事後のメイク直しポイント
温泉のあとは食事を楽しむ人も多いはず。
特に、友人や家族との団らんの場では、さりげなくキレイに見せたいですよね。
食後のメイク直しは、軽くティントリップを塗り直し、皮脂をティッシュで抑えるだけでも効果的。
必要があれば、パウダーをほんのり重ねてテカリを抑えると清潔感がアップします。
また、まつ毛を軽く整えたり、眉の輪郭を整えるだけでも表情が引き締まります。
お肌の栄養補給とダメージ回避術
肌の回復には、ビタミンCや水分補給も大切。
コラーゲンドリンクや果物を取り入れると内側からのケアもできます。
特に、柑橘類やベリー系のフルーツは抗酸化作用もあり、美肌に効果的。
水分は1日を通してこまめに摂り、就寝前には白湯を一杯飲むと代謝もアップします。
さらに、温泉後のリラックス効果を高めるために、軽くストレッチや深呼吸を取り入れると血行促進にもつながります。
まとめ
温泉でも「すっぴんだけどきれい」を叶えるのは、決して難しくありません。
大切なのは、自分らしさを大事にしながら、ほんの少し工夫を加えること。
肌をいたわるスキンケアや、自然に見せるメイクテクを取り入れることで、見た目の印象はぐっと変わります。
ちょっとしたメイクテクと持ち物選びで、湯上がりも自信を持てる自分に出会えるはず。
温泉は自分をいたわる時間。だからこそ、周囲の目を気にしすぎず、「素の自分」も「整えた自分」も両方楽しんでほしいと思います。
「どう見られるか」を気にせず、心も肌もリラックスできる温泉時間を、あなたらしく満喫してください。
