メルカリやラクマなどで荷物を発送するときに便利な「ゆうパケットプラス」。
専用の箱に入れるだけで、手軽に全国一律料金で送れるのが魅力ですよね。
でも、この箱って1回使ったら捨てるしかないの?
実は「再利用できるかどうか」が気になっている人、けっこう多いんです。
- 再利用してもバレない?
- 郵便局で断られたりしない?
- もし再利用するなら、どうやって使う?
この記事では、そんな疑問にお答えしながら、
ゆうパケットプラス専用箱の再利用法や注意点をわかりやすく解説していきます!
ゆうパケットプラス箱は再利用できる?
そもそも「ゆうパケットプラス」とは?
「ゆうパケットプラス」は日本郵便が提供している便利な配送サービスで、
専用の箱を使えば、全国どこでも送料一律455円(税込)で荷物を送れるのが大きな特徴です。
コンビニや郵便局から簡単に発送できることから、利用者が増え続けています。
このサービスは、特にメルカリやラクマなどのフリマアプリ利用者にとって重宝されており、
「ちょっと厚みのある商品を手軽に、そして安く送りたい」というニーズにぴったりです。
たとえば、洋服や小型の雑貨、本など、定形外郵便では送れないものも安心して発送できます。
専用箱のサイズや仕様をおさらい
専用箱のサイズや特徴は以下のとおりです。
- 外寸:24cm × 17cm × 7cm以内
- 重さ:2kgまで
- 材質:厚手の段ボール(折りたたみ可)
- 料金:箱代65円(税込)、送料455円(税込)
箱はコンパクトで持ち運びしやすく、耐久性も高め。
折りたたみが可能なため、使わないときは省スペースで保管できます。
また、購入は郵便局・ローソン・メルカリストアなどで手軽にできるのもポイントです。
箱の作りがしっかりしているため、1回で捨てるのはちょっともったいない…
「再利用できたら便利なのに」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか?
他の発送方法との違いは?
「ゆうパケット」や「クリックポスト」などのサービスは、自分で用意した封筒や箱で送ることができます。
しかし、「ゆうパケットプラス」は専用箱の使用が必須であり、箱代がかかる点が大きな違いです。
また、サイズ制限はあるものの、厚みのある商品を安価に送れるため、
送料と利便性のバランスを重視する方に最適な選択肢といえるでしょう。
そのため、「できればこの専用箱を何度も使いまわしたい…」と考える人も多いはず。
実際に再利用できるのか? 次で詳しく見ていきましょう。
再利用はOK?公式ルールと現実
郵便局の公式見解と再利用の可否
日本郵便の公式には「ゆうパケットプラスの専用箱は再利用を想定していません」とされています。
つまり、ルール上は新品の箱を毎回使うのが正解。
でも現場では「状態が良ければ再利用OK」と判断されることも多く、
実際には再利用している人も少なくないのが現状です。
実際にバレる?過去の事例と口コミ
SNSや口コミサイトでは「普通に発送できた」という声が多数見られます。
実際に、多くの利用者が再利用した箱で問題なく荷物を発送できた経験を報告しており、意外と柔軟に対応してもらえるケースがあるようです。
一方で、「箱がかなり汚れていた」「前の送り状の剥がし跡が目立っていた」といった理由で、郵便局やコンビニで受付を断られたという事例も少なからず存在します。
また、担当者によって対応が異なることもあり、再利用に成功した経験があっても、別の店舗ではNGになる場合もあります。
つまり、バレる・バレないは箱の状態次第であり、状況によっては運次第とも言えるかもしれません。
再利用が認められるケースとNG例
- ✅OKな場合
・箱の状態がきれいでしっかりしている
・前回の送り状の跡がない、または上手に隠されている
・ふたや側面が破れておらず、箱の形がしっかりしている - ❌NGな場合
・箱がつぶれていたり、汚れている
・過去の送り状がそのまま貼られていたり、跡が目立つ
・郵便局やコンビニで明確に「再利用不可」と判断された
・箱の補修が雑で、安全に発送できる状態ではないと判断された
再利用時の注意点とトラブル防止策
剥がし跡・破損・汚れへの対策
送り状を剥がした跡があると、目立ってしまい受付時に「再利用かな?」と怪しまれることもあります。
特にラベルの粘着剤が残っていたり、前回のラベルの跡がくっきり残っていると、受付の方が再利用を疑う可能性が高くなります。
そんな時は、以下のような工夫をすることで、見た目を整え、再利用に成功しやすくなります。
- 跡が目立つ部分は乾いた布やアルコールシートで丁寧にふき取る
- 新しいラベルやシール、デザイン紙で跡をうまく隠す
- 補修テープ(クラフトテープやマスキングテープ)で破れやへこみをしっかりカバー
- 箱のフチや角が傷んでいる場合は、テープで補強し、形を整える
こうしたひと手間で、箱の印象が大きく変わり、受付時のトラブルを防げます。
再利用をバレずに行う工夫とは
- 箱の形をきれいに整える(折れ目・へこみは指でなぞって戻す)
- 剥がし跡の上に透明テープを貼って補強しつつ隠す
- 箱の内側に自分専用の印(小さなマークなど)をつけて使い分ける
- 2~3回以上使うのは避ける(外見に劣化が目立つため)
「ちょっと使い回し感あるな…」と思ったら無理せず新しい箱に替えるのが◎。
特にフリマ発送や大切な荷物の場合は、印象や安全性も考慮して判断しましょう。
メルカリ・ラクマでの再利用時の注意点
フリマアプリでは「きれいな梱包」が求められるため、
箱を再利用すると購入者からの印象が悪くなることもあります。
梱包状態は評価にもつながるため、場合によってはクレームや評価ダウンの原因にも。
もし再利用する場合は、箱の状態に特に気を配り、清潔感を意識した梱包を心がけましょう。
また、「箱は再利用です」とひと言添えることで、トラブル回避になることもあります。
梱包評価を気にする場合は、できるだけ新品の箱を使うほうが安心です。
再利用するメリット・デメリット
コスト削減&エコな発送の魅力
- 箱代65円が節約できる
- ゴミが減ってエコにつながる
- 気軽に発送しやすくなる
- 発送のたびに新しい箱を買う手間が省ける
- 家にある箱を活用することで収納スペースがすっきりする
専用箱を再利用することで、コスト面ではもちろん、環境にも配慮した発送ができます。
例えば、月に10件発送する人なら、年間で約7800円(箱代65円×12ヶ月×10件)の節約も可能です。
また、ゴミとして捨てる手間が減るだけでなく、繰り返し使うことでモノを大切にする意識も高まります。
ちょっとしたことですが、積み重なれば家計にも環境にもやさしいですよね。
デメリット:配送トラブルのリスク
- 箱が劣化していると、中身の破損の可能性あり
- 配達中に破れたり、ふたが開いてしまうリスクも
- 状態次第では受け付け拒否の可能性もある
- 万が一の補償対象外になる可能性もある(破損が再利用のせいと判断された場合)
大事な荷物や高価な商品は新しい箱を使うのが安全です。
再利用によるトラブルを避けるためには、「箱の状態をよく確認すること」が何より大切です。
自分で再利用する時に向いているケース
- 自宅宛ての荷物を送るとき
- 知人へのカジュアルな発送
- 中身が軽くて破損リスクが少ない場合
- フリマでの発送で「再利用箱OK」と事前に相手に伝えている場合
- お試し品やノベルティなど、ラフな梱包でも問題ないシーン
用途に合わせて、使い方を工夫すると便利ですね。
状況に応じて、新品の箱と再利用箱を使い分けることで、より賢く発送ができるようになります。
箱の再利用アイデアまとめ【発送・収納・DIY別】
発送用として使い回すアイデア
- ゆうパケットプラス以外の発送に再利用(例:定形外郵便や宅配便)
- フリマで売れた複数商品をまとめて送るときの梱包箱に
- 自分宛てや家族への荷物発送に再利用する
- 宅配業者の集荷便での発送時に使用する
- オンラインショップでの小口発送に活用する
発送に使う場合、サイズや形状がちょうど良いため、専用箱としての使い道以外でも実用性があります。特に、家族間で荷物を送り合う際や、日常的に物を送る機会が多い方には便利です。
収納・整理グッズとしての再活用
- 文房具やケーブルなどの小物整理に使う
- 靴下やマスクの収納箱として使う
- 引き出しの中の仕切りとして活用する
- クローゼットや棚の中での簡易収納ボックスに
- 書類やはがきなどの紙類の一時保管用ボックスとして活用
収納に使うと、スペースの有効活用や片付けの手間削減につながります。軽量で扱いやすく、折りたたみも可能なため、使わない時は省スペースで保管できます。
工作・DIYに再利用する方法
- 子どもの工作素材や自由研究の材料に
- デコレーションして手作りギフトボックスにリメイク
- 小物入れや収納ボックスに変身させてインテリアに
- 植木鉢カバーやプランター用ケースとして活用
- ペットのおもちゃやおやつ入れとして再利用する
DIYやクラフト用途としても優秀で、アレンジ次第で楽しい作品が作れます。家にある素材で気軽に挑戦でき、子どもと一緒に楽しむ時間にもぴったりです。
まとめ
ゆうパケットプラスの箱は、基本的に再利用は推奨されていませんが、
きれいな状態なら実際には使える場合も多いというのが現実です。
再利用するときは、「箱の状態」と「送り先への配慮」を忘れずに。
安全・清潔・バレない工夫をすれば、無駄なく活用できますよ。
賢く使って、発送コストを抑えつつ、エコな発送ライフを楽しんでみてくださいね!