塔婆依頼の例文【そのまま使える】電話・メール・手紙の文例と注意点

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くらし

法要や供養の際に必要になることがある「塔婆(とうば)」。

いざ寺院へお願いしようとすると、

「塔婆はどうやって依頼すればいいの?」
「電話では何と言えばいい?」
「メールや手紙の例文をそのまま使いたい」
「戒名や本数以外に何を伝えればいいの?」

と迷う方も多いのではないでしょうか。

塔婆の依頼で大切なのは、難しい言葉を使うことではありません。故人の戒名、法要の日程、必要な本数などを正確に伝え、寺院の案内に従って申し込むことが基本です。

この記事では、塔婆依頼ですぐに使える例文をはじめ、電話・メール・FAX・手紙での頼み方、塔婆料、封筒の書き方、依頼時のマナーまでわかりやすく解説します。

初めて塔婆を依頼する方も、必要なところから確認してみてください。

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  1. 【そのまま使える】塔婆依頼の例文
    1. 基本的な塔婆依頼の例文
    2. 初めて塔婆を依頼するときの例文
    3. 電話で塔婆を依頼するときの会話例
    4. メールで塔婆を依頼するときの例文
    5. FAX・手紙で塔婆を依頼するときの例文
    6. 一周忌の塔婆依頼例文
    7. 十三回忌など年忌法要の塔婆依頼例文
    8. お盆・お彼岸の塔婆依頼例文
    9. 塔婆を追加でお願いするときの例文
    10. 急ぎで塔婆をお願いするときの例文
    11. 遠方から依頼する・法要を欠席する場合の例文
    12. 塔婆を準備してもらった後のお礼文
  2. 塔婆を依頼する前に確認しておくこと
    1. 塔婆依頼に必要な情報
    2. 戒名・俗名は正確に確認する
    3. 塔婆の本数は何本必要?
    4. 塔婆はいつまでに依頼する?
  3. 塔婆の依頼方法
    1. 塔婆は誰に依頼する?
    2. 寺院・霊園へ申し込む流れ
    3. 電話で申し込む場合
    4. メール・FAX・手紙で申し込む場合
    5. 塔婆依頼書・申込用紙の書き方
    6. 代理や家族の連名でも依頼できる?
  4. 塔婆料はいくら?相場と渡し方
    1. 塔婆料の一般的な相場
    2. 塔婆料とお布施は別?
    3. 塔婆料はいつ渡す?
    4. 塔婆料を入れる封筒の書き方
  5. 塔婆依頼で失敗しないためのマナーと注意点
    1. 早めに寺院へ相談する
    2. 戒名・命日・名前の書き間違いに注意する
    3. 申し込み内容は書面でも残す
    4. 依頼内容を変更するときは早めに連絡する
    5. 戒名や名前を間違えて申し込んだらどうする?
    6. 地域や寺院の慣習を優先する
  6. 塔婆とは?意味と供養との関係
    1. 塔婆とは
    2. 塔婆と卒塔婆の違い
    3. 塔婆には何が書かれている?
    4. 塔婆が使われる場面
    5. 塔婆を立てる意味
  7. 宗派によって塔婆の考え方は違う?
    1. 真言宗の塔婆
    2. 曹洞宗の塔婆
    3. 浄土真宗では塔婆を立てる?
    4. 宗派がわからない場合は寺院に確認する
  8. 法要後の塔婆はどうする?
    1. 塔婆を立てる場所
    2. 塔婆はいつまで立てておく?
    3. 古くなった塔婆の処分方法
  9. 塔婆依頼についてよくある質問
    1. 塔婆は必ず立てなければいけない?
    2. 塔婆は1本だけでもいい?
    3. 家族全員の名前で塔婆を依頼できる?
    4. 法要に出席できなくても塔婆をお願いできる?
    5. 塔婆料の金額がわからない場合はどうする?
    6. 塔婆を依頼した後に本数を変更できる?
  10. 塔婆依頼前の最終チェックリスト
  11. まとめ

【そのまま使える】塔婆依頼の例文

まずは、塔婆を依頼するときに使える例文をご紹介します。

寺院によって申し込み方法や必要事項は異なるため、例文をそのまま送るのではなく、日付・戒名・本数などをご自身の状況に合わせて変更してください。

基本的な塔婆依頼の例文

手紙などで一般的に使いやすい文面です。

拝啓
平素よりお世話になっております。
来る○月○日、○○寺にて故○○○○の○回忌法要を予定しております。
つきましては、故○○○○(戒名:○○○○)の塔婆を○本お願いしたく、ご連絡いたしました。
必要な手続きや確認事項がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

施主 ○○○○

寺院から専用の申込書を渡されている場合は、そちらの書式を優先しましょう。

初めて塔婆を依頼するときの例文

初めての場合は、無理に詳しい知識があるように書く必要はありません。

わからないことがあることを伝え、必要事項を確認する形で問題ありません。

お世話になっております。
○月○日に故○○○○の一周忌法要を予定しております。
今回初めて塔婆をお願いしたいのですが、申し込み方法や必要事項について教えていただけますでしょうか。
戒名や必要な本数など、準備するものがございましたらあわせてご教示ください。
よろしくお願いいたします。

初めてであることを伝えておけば、寺院側から必要事項を案内してもらいやすくなります。

電話で塔婆を依頼するときの会話例

電話では、長い文章を用意する必要はありません。

まず自分の名前と法要の日程を伝え、そのうえで塔婆をお願いしたい旨を伝えます。

「いつもお世話になっております。○○と申します。
○月○日に故○○の一周忌法要を予定しております。
その際の塔婆をお願いしたいのですが、申し込み方法を教えていただけますでしょうか。」

続いて寺院から、

  • 戒名
  • 法要の日付
  • 塔婆の本数
  • 施主名
  • 塔婆に記載する名前

などを確認されることがあります。

電話で申し込む場合は、聞き間違いや書き間違いを防ぐため、戒名などを手元に用意してから連絡すると安心です。

重要な内容については復唱し、不明点があればその場で確認しましょう。

メールで塔婆を依頼するときの例文

メールで受け付けている寺院であれば、件名をわかりやすくすると親切です。

件名:○月○日 一周忌法要の塔婆依頼について

○○寺
ご住職様

いつもお世話になっております。○○○○です。

○月○日に予定しております故○○○○の一周忌法要にあたり、塔婆をお願いしたくご連絡いたしました。

故人名:○○○○
戒名:○○○○
法要日:○月○日
希望本数:○本
施主名:○○○○

そのほか必要な情報や手続きがございましたら、ご連絡いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

○○○○
電話番号:○○○-○○○○-○○○○

メールの場合も、寺院が指定する申込方法がある場合はそちらを優先してください。

送信後に受領確認がない場合は、届いているか電話で確認すると安心です。

FAX・手紙で塔婆を依頼するときの例文

FAXや郵送の場合は、必要事項を一覧にすると伝達ミスを防ぎやすくなります。

○○寺 御中

いつもお世話になっております。
○月○日の○回忌法要にあたり、下記のとおり塔婆をお願いいたします。

故人名:○○○○
戒名:○○○○
法要日:○月○日
塔婆の本数:○本
施主名:○○○○

ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。

戒名などの重要な情報は、できるだけ読みやすい字で正確に記入しましょう。

一周忌の塔婆依頼例文

○月○日の一周忌法要にあたり、故○○○○(戒名:○○○○)の塔婆を○本お願いいたします。
当日は親族一同でお参りする予定です。
必要な確認事項がございましたらお知らせください。
何卒よろしくお願いいたします。

十三回忌など年忌法要の塔婆依頼例文

○月○日に故○○○○の十三回忌法要を予定しております。
法要にあたり、塔婆を○本ご準備いただきたくお願い申し上げます。
戒名その他の詳細につきましては、下記に記載しております。
何卒よろしくお願いいたします。

三回忌、七回忌などの場合も、回忌の部分を変更して使用できます。

お盆・お彼岸の塔婆依頼例文

お盆の供養に際し、故○○○○(戒名:○○○○)の塔婆を○本お願いしたく、ご連絡いたしました。
必要な手続きや申し込み期限がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

お盆やお彼岸は寺院が忙しくなる場合もあります。

直前では対応が難しいこともあるため、早めに申し込み方法を確認しておきましょう。

塔婆を追加でお願いするときの例文

すでに申し込んだあとで親族分などを追加したい場合は、当初の依頼内容を伝えると確認がスムーズです。

お世話になっております。
先日、○月○日の法要にあわせて塔婆を○本お願いしました○○です。
親族分として、追加で○本お願いしたくご連絡いたしました。
まだ追加が可能でしたら、ご対応いただけますでしょうか。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

追加できるかどうかは寺院の準備状況によって異なります。

気づいた時点で早めに連絡しましょう。

急ぎで塔婆をお願いするときの例文

法要直前になってしまった場合は、まず対応可能か確認します。

急なお願いで申し訳ございません。
○月○日に予定しております故○○○○の法要にあたり、塔婆を○本お願いしたいのですが、今からでもご準備いただくことは可能でしょうか。
難しい場合は寺院のご都合に従います。
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認をお願いいたします。

「急ぎだから必ず準備してもらえる」と考えず、寺院側の都合を尊重することが大切です。

遠方から依頼する・法要を欠席する場合の例文

事情があって法要に参列できない場合でも、寺院によっては塔婆の申し込みを受け付けてもらえることがあります。

○月○日に予定されている故○○○○の法要につきまして、遠方のため当日は参列することができません。
可能であれば、塔婆を○本お願いしたく存じます。
申し込み方法や塔婆料のお渡し方法についてご教示いただけますでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。

郵送や振込などの対応については、必ず寺院へ確認してください。

塔婆を準備してもらった後のお礼文

このたびは塔婆をご準備いただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで無事に法要を終えることができました。
心より御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。

特別に長い文章にする必要はありません。

感謝の気持ちを簡潔に伝えるだけでも十分です。

塔婆を依頼する前に確認しておくこと

塔婆を申し込む際は、寺院からいくつかの情報を尋ねられることがあります。

事前に準備しておけば、電話でもメールでもスムーズに依頼できます。

塔婆依頼に必要な情報

一般的には、次のような内容を確認しておくと安心です。

  • 故人の名前
  • 戒名・法名など
  • 命日
  • 法要の日付
  • 一周忌・三回忌など法要の種類
  • 希望する塔婆の本数
  • 施主名
  • 塔婆に記載する人の名前
  • 依頼者の連絡先

ただし、必要事項は寺院によって異なります。

専用の塔婆申込書が用意されている場合もあるため、まず寺院の案内を確認してください。

戒名・俗名は正確に確認する

塔婆を依頼するときに特に気をつけたいのが、戒名や氏名の書き間違いです。

普段あまり使わない漢字や旧字体が含まれていることもあります。

位牌や過去帳、以前の法要資料などを確認し、正確に伝えましょう。

電話だけでは伝わりにくい漢字がある場合は、FAXやメール、申込書など、文字として確認できる方法を併用すると安心です。

塔婆の本数は何本必要?

塔婆の本数に全国共通の決まりがあるわけではありません。

施主が1本立てるケースもあれば、兄弟姉妹や親族がそれぞれ申し込むケースもあります。

寺院や地域、家庭の慣習によって異なるため、初めての場合は、

「塔婆は何本くらい用意すればよいでしょうか」

と寺院へ確認するのが確実です。

塔婆はいつまでに依頼する?

法要の日程が決まったら、できるだけ早めに寺院へ確認しましょう。

一つの目安として1〜2週間程度前までに相談するケースもありますが、寺院によって締め切りは異なります。

特にお盆・お彼岸など、多くの依頼が集中する時期は余裕を持って連絡することが大切です。

塔婆の依頼方法

塔婆の依頼方法には、電話、申込書、FAX、メール、手紙などがあります。

ただし、自分の好きな方法で申し込めるとは限りません。

まず寺院や霊園が指定している申し込み方法を確認することが基本です。

塔婆は誰に依頼する?

基本的には、法要や墓地の管理をお願いしている寺院などに相談します。

菩提寺がある場合は、まず菩提寺へ確認しましょう。

寺院墓地や霊園の場合は、管理事務所から申し込み方法を案内されることもあります。

「どこへ頼めばいいかわからない」という場合は、法要をお願いする僧侶や墓地の管理者へ問い合わせてください。

寺院・霊園へ申し込む流れ

一般的な流れは次のとおりです。

  1. 法要の日程を決める
  2. 寺院や霊園へ塔婆を立てたいことを伝える
  3. 戒名・施主名・本数など必要事項を伝える
  4. 申し込み期限と塔婆料を確認する
  5. 法要当日に塔婆や申し込み内容を確認する

寺院によっては法要の申し込みと同時に塔婆の本数を確認してくれる場合もあります。

電話で申し込む場合

電話は手軽ですが、戒名や氏名の漢字を間違えやすいという注意点があります。

電話をする前に、必要な情報を紙に書いて準備しておきましょう。

最後に、

「○月○日、○○の法要で、塔婆は○本ですね」

と内容を確認しておくと安心です。

メール・FAX・手紙で申し込む場合

文章で依頼するメリットは、戒名や日付などの記録が残ることです。

送る前に、

  • 戒名
  • 日付
  • 本数
  • 氏名
  • 電話番号

などに間違いがないか確認しましょう。

特にFAXの場合は、文字がつぶれて読みにくくなっていないか注意してください。

塔婆依頼書・申込用紙の書き方

寺院によっては「塔婆申込書」「卒塔婆申込書」などが用意されています。

基本的には、用紙に書かれている項目をそのまま記入すれば問題ありません。

わからない欄があるときは、自己判断で記入せず寺院へ確認しましょう。

戒名など難しい漢字には、必要に応じてふりがなを添えると伝わりやすくなります。

代理や家族の連名でも依頼できる?

家族の代わりに申し込んだり、家族名義で塔婆をお願いしたりするケースもあります。

ただし、塔婆に記載する施主名や連名の扱いは寺院によって異なります。

「○○家一同という形でもお願いできますか」

など、申し込み時に確認してください。

塔婆料はいくら?相場と渡し方

塔婆を依頼するときは、塔婆料についても確認しておきましょう。

塔婆料の一般的な相場

塔婆料は寺院や地域によって異なりますが、1本あたり数千円程度が目安となることがあります。

ただし、金額は寺院ごとに決められていることも多いため、

「塔婆料はいくらお納めすればよろしいでしょうか」

と直接確認するのが確実です。

インターネット上の相場だけで判断せず、依頼する寺院の案内を優先してください。

塔婆料とお布施は別?

塔婆料と法要のお布施を別に扱う寺院もあります。

そのため、法要のお布施に塔婆料が含まれていると思い込まず、申し込み時に確認しておきましょう。

「塔婆料はお布施とは別に用意すればよろしいでしょうか」

と尋ねれば失礼にはあたりません。

塔婆料はいつ渡す?

法要当日に渡す場合もあれば、事前に納める場合もあります。

郵送や振込などに対応している寺院もありますが、対応方法はそれぞれ異なります。

塔婆を申し込む際に、金額とあわせて渡すタイミングも確認しておくと安心です。

塔婆料を入れる封筒の書き方

寺院から特別な指定がなければ、「御塔婆料」「塔婆料」などと表書きすることがあります。

封筒の下部には依頼者や施主の名前を書きます。

ただし、使用する封筒や水引の有無、中袋への記載方法などには地域差や寺院ごとの考え方があります。

わからない場合は、

「塔婆料はどのような封筒でお持ちすればよいでしょうか」

と確認するのが最も安心です。

塔婆依頼で失敗しないためのマナーと注意点

塔婆の依頼そのものは難しくありませんが、いくつか注意したいポイントがあります。

早めに寺院へ相談する

法要の直前になると、塔婆の準備が間に合わないことがあります。

法要の日程が決まったら、できるだけ早めに相談しましょう。

特にお盆やお彼岸などは、通常より余裕を持って連絡すると安心です。

戒名・命日・名前の書き間違いに注意する

塔婆は故人を供養するためのものです。

戒名や名前は、記憶だけに頼らず位牌などを確認して正確に伝えましょう。

特に似た漢字や旧字体は注意が必要です。

申し込み内容は書面でも残す

電話で申し込んだ場合でも、自分用のメモを残しておくことをおすすめします。

  • 依頼した日
  • 担当者
  • 本数
  • 塔婆料
  • 法要日

などを書いておけば、あとから確認しやすくなります。

依頼内容を変更するときは早めに連絡する

本数の追加や名前の変更が必要になった場合は、できるだけ早く寺院へ連絡しましょう。

すでに塔婆の準備が進んでいる場合は、変更できないこともあります。

戒名や名前を間違えて申し込んだらどうする?

間違いに気づいたら、すぐに寺院へ連絡してください。

自分で判断して当日まで待つより、早く伝えたほうが対応してもらえる可能性があります。

どのように修正するかは寺院の指示に従いましょう。

地域や寺院の慣習を優先する

塔婆に関する習慣は地域や寺院によって異なります。

親族一人ひとりが塔婆を立てる地域もあれば、施主のみが用意する場合もあります。

インターネット上で紹介されている方法と異なっていても、実際にお世話になる寺院の作法を優先することが大切です。

塔婆とは?意味と供養との関係

ここからは「そもそも塔婆とは何なのか」を確認しておきましょう。

塔婆とは

塔婆は、故人やご先祖を供養するために墓所などに立てられる細長い木製の板です。

「卒塔婆(そとうば)」とも呼ばれます。

塔婆には梵字や戒名、供養する人の名前、年月日などが記されることがありますが、内容や形式は宗派・寺院によって異なります。

塔婆と卒塔婆の違い

一般的な供養の場面では、「塔婆」と「卒塔婆」はほぼ同じ意味で使われることがあります。

「卒塔婆」を略して「塔婆」と呼ぶ形です。

寺院から「卒塔婆申込書」と案内されても、普段耳にする「塔婆」と大きく別のものだと考える必要はありません。

塔婆には何が書かれている?

塔婆には寺院や宗派によって、

  • 梵字
  • 戒名・法名
  • 経文や供養に関する文字
  • 法要の日付
  • 施主名

などが記されることがあります。

何を書くかは寺院側が決めるケースが多いため、依頼者がすべて指定する必要はありません。

依頼者側では、戒名や施主名など必要な情報を正確に伝えることが重要です。

塔婆が使われる場面

塔婆は、

  • 年忌法要
  • お盆
  • お彼岸
  • 納骨
  • その他の追善供養

などの際に立てられることがあります。

ただし、すべての宗派や寺院で同じように塔婆を使用するわけではありません。

塔婆を立てる意味

塔婆を立てることは、故人の冥福を願い、供養の気持ちを形に表す行為の一つとされています。

大切なのは、本数の多さや形式だけではありません。

故人を思い、丁寧に供養する気持ちを持って臨むことが大切です。

宗派によって塔婆の考え方は違う?

塔婆の形や記載内容、塔婆供養そのものの考え方には宗派や寺院による違いがあります。

そのため、自分で判断するより所属する寺院へ確認するのが確実です。

真言宗の塔婆

真言宗では、塔婆に梵字などが記されることがあります。

ただし、具体的な書式や内容は寺院によって異なるため、依頼者が細かく指定するのではなく寺院の案内に従いましょう。

曹洞宗の塔婆

曹洞宗でも、年忌法要などで塔婆供養が行われる場合があります。

塔婆に記載される内容や依頼方法については、それぞれの寺院へ確認してください。

浄土真宗では塔婆を立てる?

浄土真宗では、一般に他宗派と同じ形での追善供養や卒塔婆供養を行わない寺院も多くあります。

ただし、地域や寺院による違いも考えられるため、「浄土真宗だから絶対にこう」と自己判断するのではなく、お世話になっている寺院へ確認しましょう。

宗派がわからない場合は寺院に確認する

自分の家の宗派がわからない場合は、無理に調べて塔婆を準備する必要はありません。

菩提寺や法要をお願いする寺院へ、

「今回の法要では塔婆を用意する必要がありますか」

と聞けば確認できます。

法要後の塔婆はどうする?

塔婆は立てて終わりではありません。

古くなった塔婆をいつ、どのように片付けるかについても確認しておきましょう。

塔婆を立てる場所

一般的には、お墓の後方や専用の塔婆立てなどに立てます。

墓地によって設置場所が決められていることもあります。

わからない場合は寺院や霊園の管理者に確認してください。

塔婆はいつまで立てておく?

塔婆を立てておく期間に一律の決まりがあるわけではありません。

次の法要まで残す場合もあれば、一定期間後に片付ける場合もあります。

墓地の管理ルールも関係するため、寺院や霊園の指示に従いましょう。

古くなった塔婆の処分方法

古くなった塔婆は、寺院などで引き取ってもらえる場合があります。

お焚き上げなどの方法で処分されることもありますが、対応は寺院・霊園によって異なります。

自己判断で処分する前に、管理者へ確認すると安心です。

塔婆依頼についてよくある質問

最後に、塔婆を依頼するときによく迷いやすい点をまとめます。

塔婆は必ず立てなければいけない?

すべての法要で塔婆が必須というわけではありません。

宗派や寺院、地域、家庭の考え方によって異なります。

必要かどうかわからない場合は、法要をお願いする寺院へ確認してください。

塔婆は1本だけでもいい?

1本のみ依頼するケースもあります。

一方で、親族それぞれが塔婆を立てる習慣のある家庭もあります。

本数について迷う場合は寺院へ相談しましょう。

家族全員の名前で塔婆を依頼できる?

「○○家一同」などの形で依頼できる場合もありますが、寺院によって記載方法が異なります。

連名にしたい場合は、申し込み前に確認してください。

法要に出席できなくても塔婆をお願いできる?

寺院によっては、当日参列できなくても塔婆だけ申し込める場合があります。

塔婆料の支払い方法や申し込み方法とあわせて確認しましょう。

塔婆料の金額がわからない場合はどうする?

直接寺院へ尋ねて問題ありません。

「塔婆料はいくらお納めすればよろしいでしょうか」

と確認すれば、金額や支払い方法を教えてもらえます。

塔婆を依頼した後に本数を変更できる?

準備前であれば変更できる場合がありますが、法要直前などは難しいこともあります。

変更が必要になったら、できるだけ早く寺院へ連絡しましょう。

塔婆依頼前の最終チェックリスト

申し込み前に、次の項目を確認しておくと安心です。

  • 故人の名前を確認した
  • 戒名・法名を正確に確認した
  • 法要の日付を確認した
  • 法要の種類を確認した
  • 必要な塔婆の本数を確認した
  • 施主名・塔婆に記載する名前を確認した
  • 寺院の申し込み期限を確認した
  • 塔婆料の金額を確認した
  • 塔婆料の渡し方を確認した
  • 電話・メール・申込書など依頼方法を確認した

特に、戒名・法要日・本数の3つは間違いがないか最後にもう一度確認してから申し込むと安心です。

まとめ

塔婆依頼で最も大切なのは、形式的に難しい文章を書くことではありません。

故人の戒名や法要の日付、必要な本数などを正確に伝え、寺院の案内に従って準備を進めることが基本です。

電話なら、

「○月○日の一周忌法要で、塔婆をお願いしたいのですが、申し込み方法を教えていただけますでしょうか」

と伝えるところから始めれば十分です。

メールや手紙の場合も、この記事で紹介した例文をもとに、故人名・戒名・法要日・本数・施主名を記載すれば内容を整理しやすくなります。

塔婆料や締め切り、宗派ごとの作法などは寺院によって異なるため、わからないことを無理に自己判断する必要はありません。

迷ったときは、戒名・法要日・本数を確認したうえで、まずお世話になる寺院へ相談しましょう。

故人を思う気持ちを大切にしながら、余裕を持って準備を進めてください。

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