メルちゃんの髪の毛がチリチリしてきたら、「柔軟剤＋ぬるま湯」→「優しくブラッシング」→「自然乾燥」が基本の流れ！
これだけでも見違えるようにサラサラになることが多く、専用の道具がなくてもおうちにあるもので十分対応できます。
実は、髪の毛のチリチリは日常の摩擦や乾燥、間違ったドライヤーの使い方などが原因で、気づかないうちに傷みが進んでしまうことも。
この記事では、誰でも簡単にできるチリチリ改善法を中心に、サラサラ髪を保つための正しいケア方法、日常的な予防のポイント、さらにリカちゃんとの髪質の違いや扱い方のコツまで、幅広くわかりやすく解説していきます。
初めてのお手入れでも失敗しにくいステップも紹介しているので、安心して読み進めてくださいね。
メルちゃんの髪がチリチリになる原因とは？
なぜチリチリになるの？主な原因3つ
・摩擦：遊びながらのこすれや寝かせた時の枕との摩擦により、髪の繊維が絡まり合い、縮れたような状態になります。特に布製の洋服や寝具との接触が多いと、その影響は大きくなります。
・乾燥：空気が乾いている季節は特に要注意で、水分を失った髪はゴワつきやすくなります。暖房やエアコンの風も乾燥の原因になり、髪の内部の水分が抜けてしまいます。
・熱や水分の影響：お風呂ごっこ後の自然乾燥やドライヤーの熱によって、髪の合成繊維が熱で変質しやすく、バサつきやチリチリの原因となります。
乾燥・静電気・摩擦の影響
乾燥によって髪の毛表面の保護膜がはがれ、毛先が広がったり、まとまりが悪くなります。また、静電気が発生しやすくなると、髪同士が反発し合ってバサバサした見た目になります。特に冬場は空気が乾燥しており、加湿を怠ると髪のダメージが加速するため、湿度管理も重要なケアの一つです。加えて、頻繁に着脱する帽子やフードの摩擦でも静電気が起こりやすくなります。
誤ったシャンプー・ドライヤーの使い方
本物の髪と違って繊細なので、人間用のシャンプーや熱風ドライヤーはNGです。メルちゃんの髪の毛は熱に弱い素材でできており、高温のドライヤーを使うとすぐに変形してしまうリスクがあります。また、強くこすり洗いすることで髪が絡まったり縮れたりする原因にもなります。泡立てた洗浄液でやさしく洗い、冷風や自然乾燥で乾かすことが基本です。
チリチリを直す！おすすめのケア方法
柔軟剤・ベビーオイルで簡単ケア
柔軟剤を水で10倍に薄めてぬるま湯に溶かし、その液で髪の毛をやさしく洗うように浸けていきます。軽く振り洗いをしながら表面をなでるように整えていくと、摩擦による絡まりが和らぎ、毛の広がりが収まっていきます。
5〜10分ほど浸けた後、ぬるま湯で軽くすすぎ、乾いたタオルで水分を優しく拭き取ります。その後、毛先を手で整えながら自然乾燥させることで、ふんわりサラサラの手触りに近づけることができます。
ベビーオイルは乾かした後の仕上げにおすすめです。手のひらにほんの少量（1滴ほど）を伸ばし、指の腹で髪をなでるように塗布すると、しっとりとしたまとまりが出て静電気も抑えられます。つけすぎには注意し、テカテカせずに自然なツヤが出る程度が理想です。
ワセリン・トリートメントの使い方
どうしても毛がパサパサして広がりが気になる場合は、ワセリンを活用する方法があります。使用する際は、ティッシュ1枚分に軽く触れる程度のごく少量を指に取り、両手のひらでよく伸ばしてから髪全体になじませます。
特に毛先中心に塗ると、乾燥による広がりを抑えやすくなります。また、市販の人形用トリートメントやウィッグ用の保湿スプレーなども併用すると、より効果的なケアが可能です。
ただし、使用前には素材との相性を確認することを忘れずに。
サラサラに仕上げるブラッシング術
粗めのコームで、毛先から少しずつほぐすようにとかすのが基本です。絡まりやすい部分をいきなり根元から無理にとかすと、摩擦で髪の繊維がさらに傷み、チリチリが悪化してしまいます。まずは手で軽くもつれをほぐしてから、毛先→中間→根元の順番でゆっくりととかしましょう。
特に絡まりがひどい部分は、霧吹きで少量の水や薄めた柔軟剤を吹きかけてから指でなじませると、ブラシの通りが良くなります。
また、コームの材質も大切で、プラスチック製よりも木製や静電気防止加工されたものがおすすめです。丁寧に行うことで、髪のまとまりが良くなり、全体がツヤのあるサラサラヘアになります。
おすすめの道具・グッズまとめ
- 柔軟剤（無香料・赤ちゃん用が安心。薄めて使えるタイプが便利）
- 粗めのコーム（静電気防止加工されたものや木製が◎）
- ベビーオイル or ワセリン（乾燥を防ぎつつ、しっとり仕上げる）
- 洗面器やぬるま湯（柔軟剤ケアやすすぎに使用）
- 霧吹き（髪を湿らせるのに役立つ）
- タオル（水分をやさしく吸い取るために）
チリチリにならないための予防と日常ケア
お風呂あがりのケア習慣
お風呂ごっこのあとは、必ず軽くタオルドライしてから自然乾燥させることが大切です。濡れた状態で放置すると、髪の繊維が固まってしまい、後からブラッシングしてもなかなかほぐれず、チリチリが悪化する原因となります。
タオルドライの際は、ゴシゴシこすらず、優しく押さえるように水分を取るのがポイントです。できればマイクロファイバーなど吸水性の高い柔らかいタオルを使うと、髪への負担も少なくなります。
その後は、風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。直射日光を避けることで髪の劣化も防げます。
日常で気をつけたい保管・扱い方
遊び終わったあとのメルちゃんの髪は、からまりを防ぐためにも、軽くブラッシングして整えてから収納するのが理想です。寝かせるときは布製の袋に入れる、収納するときは毛先を優しくまとめてからしまうようにすると、摩擦やほこりから髪を守ることができます。
また、通気性のよい保管場所を選ぶと、湿気によるカビや劣化も防げます。できれば直射日光や高温多湿を避けた場所に保管するとより安心です。
メルちゃんに適したシャンプー・ドライヤー選び
メルちゃんの髪はとても繊細な素材でできているため、人間用のシャンプーや熱風ドライヤーは避けることが基本です。代わりに、赤ちゃん用の無添加ベビーソープをぬるま湯に溶かして使うのがおすすめ。しっかり泡立ててから、指先でやさしくなでるように洗うと汚れが取れます。
洗ったあとはしっかりすすぎ、冷風または自然乾燥で仕上げましょう。どうしてもドライヤーを使う必要がある場合は、風量の少ない冷風モードに設定し、髪から十分に距離をとって使用すると安心です。
【比較】リカちゃんとの髪の違いと扱いのポイント
素材や髪質の違い
リカちゃんの髪の毛は、やや硬めでサラサラとした質感があり、整髪やアレンジがしやすく型崩れしにくいのが特徴です。
一方、メルちゃんの髪の毛はふんわりと柔らかく、手触りが優しい仕様になっています。これは子どもが触れることを前提に、優しさや安全性を考慮した素材であるためですが、柔らかい分だけ摩擦や静電気、乾燥に対して敏感で、より傷みやすいというデメリットもあります。
素材そのものの性質からして、メルちゃんの髪は扱い方に少し気を使う必要があるのです。
どちらが絡まりにくい？扱いやすさを比較
リカちゃんの髪は少しコシがあり、静電気が起きにくく、ブラシ通りもスムーズなので、日常のお手入れが比較的ラクです。そのため小さなお子さんでも扱いやすいという声もあります。
一方、メルちゃんの髪は非常に柔らかくふわふわとしているため、軽い動きでも絡まりやすいという難点があります。ただし、丁寧にケアすれば、柔らかい素材ならではの光沢とまとまりが出て、ツヤのある仕上がりが期待できます。
扱いやすさの点ではリカちゃんに軍配が上がりますが、髪の雰囲気ややさしさではメルちゃんにしかない魅力があります。
髪の毛の交換はできる？費用と注意点
メルちゃんやリカちゃんの髪の毛だけを交換するという選択肢は、メーカーから公式に提供されているわけではなく、基本的には非推奨とされています。しかしながら、破損や劣化が著しい場合などには、公式サービスを通じた本体交換が可能なケースもあります。
実際にサポートに問い合わせて対応してもらった例もあり、費用は数千円〜（送料など別途）かかることが一般的です。大切なのは、交換よりも日常的なケアを心がけることで長持ちさせること。少しのひと手間で、髪のトラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ：メルちゃんの髪の悩みはこう解決！
メルちゃんの髪の毛がチリチリになっても、あわてなくて大丈夫。落ち着いて対応すれば、元のサラサラ髪に近づけることは十分可能です。
柔軟剤ケア・丁寧なブラッシング・乾燥対策を意識することで、おうちにあるもので簡単にリカバリーできます。高価な専用アイテムを使わなくても、家庭にあるものをうまく活用すれば十分に美しく保つことができます。
日ごろのちょっとしたケアを積み重ねていくことで、トラブルの予防にもつながり、長くサラサラ髪を楽しむことができますよ。
